日常・グルメ・旅行

【北キプロス共和国旅行】オランダ→日本【10日目最終日5/11】

長いようで短かった旅もいよいよ今日で終わり。
今回の旅は単純に楽しかっただけでなく、今までの人生や
これからの人生を考えさせられる旅になった。
今日で旅は終わりだけど、この経験は今後の人生に大いに
活かされるだろう。
最終日の今日も一体何を体験できるか楽しみ。

オランダで食べる最後の朝食。
心残りが無いように、ハム、チーズにパン、コーンフレークを
食べて、食後にコーヒーを頂いた。
オランダの食事はあまりおいしいと感じるものが無かったけど、
ホテルの朝ごはんだけはしっかりと食べた。
パンは主食だけあってどこでだされるのもおいしかった。

お腹もいっぱいになったし出発するか!
まずはアムステルダムのデスゾーン「飾り窓地区」へ。
「飾り窓地区」は、売春が法律で認められているここオランダで、
古くからある売春街。細い路地を入るとガラス張りの室内に
いるわいるわ下着姿の女の人が。でも、あんまり綺麗な人はいなかった。
というか結構キッツい人が多かったような・・・。
でもこの人たちは、税金を納める立派な肉体労働者なんだから
日本のニートよりいいんじゃないかと思った。
麻薬の取引や犯罪が多い地区なので、夜は危険とガイドブックに書いて
あったので朝に行ったんだけど、朝でも見た目変そうな兄ちゃんとか、
COFFEE SHOP(麻薬を吸うところ)で、朝10時だというのに何人かでタムロしてる
兄ちゃん達も何組か見かけた。
どうなってんだ、飾り窓地区!
でも一番驚いたのは飾り窓地区の中心を、小学校低学年くらいの団体が
横断してたこと。ありえん!
子供が出来てオランダに住むようなことがあっても絶対この小学校には
通わせたくないな。

次に飾り窓地区内にある「ハシシ・マリファナ博物館」へ。
中には色々な種類の麻薬の展示や蜜入している写真などが展示されてあった。
一番驚いたのは、博物館内に麻薬が栽培されてあって、
実際に麻薬を吸うコーナーがあったこと!
オランダでは街中のCOFFEE SHOPで吸えるから吸えても当たり前っちゃ
当たり前かも知れないが、旅行中に麻薬を吸うようなところにはは
行かないだろうと思っていたので、目の前にある誘惑にびっくり。
でも、今日が最終日で万が一空港の麻薬検査でひっかかったら嫌なので
吸わなかった。もし、初日に行っていたらどうしてたかなー

そしてダム広場を見学して、昨日の夜に行ったスーパーへ。
水やお土産をゲットして、カルフェル通りでウィンドウショッピング。
マダムタッソー蝋人形館。興味が無いので行かなかった。

会社の先輩(♀)に、服をお土産に頼まれていたので男女の服を取り扱ってる
コムサみたいなお店へ。
店の中に入って、店員さんと目が合うと「ハローいらっしゃいませ」と
ウィンク気味に言われ、ちょっと腰が引けたけど頑張って店内を拝見。
コムサかと思いきやLight-onって感じのお店だった。
記念に自分の分も何か買いたくて、その後何件かお店回ったけど気に入ったもの
がなくて残念!女性ものの服を一人で見るのも、ちょっと回りの目を気にして
しまって、結局先輩のお土産もゲットできず。

次に「スパイ通り」へ。
露店でレコードや本がたくさん売ってあった。
スパイ通り
ここに「東京カフェ」というマグロ丼や鮭丼などがメニューにある日本料理の
お店を発見。日本食が恋しくなってたし、テラスで食べてる人が超美味しそうに
食べてたので、よだれがダラダラ出てきたけど我慢我慢。
なにせ今日で最後だから、ここで日本食を食べたら負けた気がする。
でも一度海外で出される日本食食べて見たかったなー。

ご飯食べてる人見たら急激におなかがすいてきたのでお昼ご飯を食べることにした。
これがアムステルダムで食べる最後の昼食だし、おいしいものを食べたい一心で
よさそうなお店を探す。
で、見つけました!
カルフェル通りにあるバイキング形式のお店で、料理はどれもおいしそう!
こっちにきて、味もそうだけど、一番の悩みの種はてんこ盛りな量!
バイキング形式なら自分の食べたい量だけ選べるしここにしよう!
というわけで↓をチョイス。
お昼ご飯
パスタや野菜、お米にかぼちゃスープ、そしてミックスベリーのフレッシュジュース!
なかなか良いセレクトだと思いません?
味もこっちで食べた中で一番おいしかった。
最後の食事にして大満足

お昼ごはんを終えて再び街散策。ムント塔へ。
ムント塔

次にレンブラント広場で写真撮影。
レンブラント広場

次に拷問博物館へ行こうと思ったが、歩いても歩いてもつかない。
地図では、レンブラント広場からすぐなのになぜ?
もしやこれは道に迷ったかも・・・。
そう、迷って全然違う方向へ行ってしまい、ついたのはウェテリング広場。
この時点で拷問博物館は諦めて、アムステルダム国立博物館の前を通り、
ムステルダム国立博物館

マックスユーワ広場へ。

ここに向かう途中、車のなかから若者に笑ってるような怒ってるような感じで
「日本人だー」みたいなことを言われた。
ヨーロッパに来て初めてそんな体験をした。
オランダ人にはとても好印象を持っているけど、たまにはこんな輩もいるのが当たり前か。

広場で巨大チェスをしてるおじさんたちを発見。
巨大チェス
オランダって人もデカイし食べ物もデカイしチェスもデカイねんなー。

そして若者が集まるスポット「ライツェ広場」へ。
ライツェ広場

次にライツェ通りを通って
ライツェ通り

コーニングス広場のベンチで休憩。
ベンチには裸の男の人が何人かいてハトにえさをやってたりした。
メトロでも上半身裸の男の人がいたけど、こっちでは街中で裸でいても問題ないのかな?
半年くらい前近くのコンビニで裸のおっさんが普通に買い物しててかなり
びっくりしたけど、ところ変われば文化も変わるのね。

デ・クレイトベルヒ教会の前を通って
デ・クレイトベルヒ教会

ベギンホフ修道院へ。
ベギンホフ

通りを歩いていると、日本雑貨のお店があったので立ち寄ってみると、
寿司握り機とか相撲の本とかおいてあってなかなか面白かった。

少しお腹がすいたので、クロケットを食べることに。
クロケット
オランダではクロケットの自動販売機が結構いたるところにあって、
名物にもなってるみたいだ。
一個1.2ユーロほどで小腹が空いた時には持ってこい名感じ。
味は、んー、やたら塩胡椒がきいてたような。

夕方になったので、荷物を預けていたホテルに戻って
ホテルのロビーでコーラを一杯。あーうめぇ
ロビーでオランダマダムにぶつかりそうになったけど、にこやかに
「sorry」と言われ、やっぱ感じの良い人が多いなーと思った。

そしてついにアムステルダムを旅立つ時がやってきました。
アムステルダム中央駅から電車でスキポール空港へ。
出発の時刻まで少し時間があったので、マックでご飯を食べることに。
こっちで一回はマックを食べたいと思ってたので最後に夢が叶って嬉しい

マックのお兄さんにセットメニューを頼んだけど、ハンバーガーが
まだ出来ていないから席で待ってて、とレシートを渡されながら言われた。
日本だと番号札とか番号が書いてあるレシートを貰うけど、くれないなー。
大丈夫かな?と思って席で待ってると、きょろきょろしたマックのお兄さんが
レシートを確認しながら持って来てくれた。
「サンキュー」と言って商品とレシートを受け取ってレシートを確認してみると、
なんと「Chinees」と書いてるではないか!!
マックのレシート
なんとアバウトな判別の仕方…。しかも俺中国人だったのかぁ…まぁいいけど。
それはそうとマックって味も量も世界共通なんかな?
日本で食べるものとほとんど味に変わりが無かったような気がする。
世界共通の味なんてすごいな、マクドナルド!
スキポール空港で食べたマックセット

そしてついに出発の時。
今回の旅で大好きになったオランダを離れるのはほんまに寂しいなー。
また絶対来るし、それまでサヨウナ~。
なんて飛行機の中で感傷に浸ってたのも束の間。
機内食の日本語メニューを発見して、早くもそっちに心を奪われ、
まだかまだかと頭の中は食べることでいっぱい。さっきマック食べたとこなのに。

そしてついにやってきました機内食の時間!
メニューはチキンカレーに冷やしそばに海老とブロッコリーのお浸しにメロンなど。
あーうまい!オランダ大好きだけど、食事だけはやっぱ日本食がいいなー。
食後にお紅茶なども頂いてとっても満足。

さてさて、お腹もいっぱいになったし一眠りするか、と思ったけど
なんだか全身が痒い。なんだなんだと思って腕を見てみると赤い発疹が腕中に出来てた
かなりびっくりして、飛行機のトイレで体を確認してみると胸にもお腹にも背中にも発疹が
あきらかにジンマシンだったけど、今までジンマシンなんか出たことなかったので、
それがジンマシンだとこの時は気づかず、ダニにでも噛まれたのが上空にきて
突然腫れ上がってきたのかな、なんてお門違いのことを思ってた。
(この時は)意味不明の発疹に、あせりと不安でほとんど眠れず
そのまま日本へ到着(でも朝の機内食はしっかり食べました)。

久々に日本の地を踏んだ時に「帰って来たどー!」と少し感動を味わう予定だったが、
そんな余裕は全く無く、一刻も早く家に帰ることだけが頭にあった。
荷物を受け取り、税関を通り、両替を済ませて、成田エクスプレスで新宿まで
ヒトッとびで行って、地元高円寺ステーションへ。
帰って来て、まず食べたいと思ったのは、なぜか「お茶漬け」だったので、
東急ストアで永谷園のお茶漬けのもとを買ってダッシュで帰宅。
ネットで病院を探したけど、今は土曜日の夜…。
開いている病院は近くにはなく、仕方なく家でおとなしくすることに。
でもこの症状はなんだろう、と思って調べて、ここではじめてジンマシンだと気づく。
おーこれが、かの有名なジンマシンだったのかー。
よく聞く病名だけど、見たこともかかったこともなかったので、
少し嬉しい気持ちになった自分を本当にバカかもしれないと思った。
調べたサイトには、
「普段は出ないのに、ストレスや疲労が溜まっているときに
エビ、カニなどの魚介類、そば、小麦などを食べるとジンマシンが
出ることがあります。」
おー、疲れはマックスで溜まってるし、海老もそばも食べたよ…。
最悪の組み合わせだったんだな、、、勉強になったわ。
でも通常半日か一日くらいで治ると書いてあるので今日はおとなしくしておこう。
(でもこのあと2日ほど続いた。)

締めくくりは病気というブルーな感じで終わったが
この旅の10日間は僕にとってとても充実した時間であり、
今までの人生やこれからの人生を考える貴重な経験ができた
とても価値のある時間だった。
旅を終えての感想はまた明日まとめて書こう。
これからたくさん海外に行って視野を広げていくぞー。
(つづく)