今日はなんだか気分が高揚している。何故なら金曜日だからw。一週間の仕事を終え、明日から土日でお休み。休日を楽しみにしている典型的なサラリーマン。
しかしコロナ自粛でどこにいけるわけでもなく、家にいないといけない。暇だ。誰かに電話でもしよう。
そういえば、毎年お正月には、高校の部活の先輩たちと集まって、1年に1回、お互いの近況を報告し合うというのが恒例だったのだけど、今年はコロナの関係でその集まりがなかった。そしてメンバーのうちの一人が、海外転勤でタイにいっているのもあって、今年は会えなかった。
タイに行っている先輩に電話してみよー。時差は約2時間。日本時間で22時、タイ時間で20時。仕事も終わっているだろう。
「おー大丈夫やで。」すぐに出てくれた。電話なんて滅多にしないから、何かあったんちゃうか、とビビったと言われた。確かに、自分も人から電話がかかってくることなんてほぼないから、電話きたら、ちょっと構えてしまうw。
近況を聞いてみる。
タイでは行動規制がされていて、県外へ移動する際には検問があるらしい。夜の外食やお酒の提供は禁止されていて、違反すると刑罰を受ける。日本より厳しいね。去年は都市封鎖(ロックダウン)されていたし、コロナが与える人々の生活への制限や経済への影響がハンパない。
行動が制限されることによって、人と会えないのが精神的に辛いとのこと。こんな状況でなくても、海外に一人で単身赴任するのって、知った友達もいないだろうし寂しいもの。それがこのコロナで現地で知り合った人にも会えず、コロナで帰国も出来ないので、日本にいる奥さんや子供には1年以上会えていないみたい。
1年以上、日本に帰りたくても帰れないって、しんどすぎる。
…あれ?、でもコメント付きで年賀状来たけど、もしかしてタイから送った?!聞いてみる。
「あれ俺の字ちゃうで。奥さんが適当に書いて出してん。」だって。
奥さんには結婚式以来会ったことないし、まともにしゃべったことないねんけどw。めちゃそれらしい内容やってんけど、、、奥さんすげーな。自分だったら、「タイにいるし、今年は年賀状出さんでいいや」って思ってしまいそうだけど、タイにいても律儀に年賀状を出してくれる先輩、ホント尊敬する。
ひとつ上の先輩はみんな優しくて、今でも交流があるのだけど、その中でもタイの先輩は高校の時から真面目で感情の起伏がなく、先輩だからと言って偉ぶるでもなく、誰に対しても平等に接してくれる人間性のデキた先輩だった。
大学の時、何人かで先輩の家に泊まりに行ったことがあったのだけど、我々がグースカ寝ている間に、一人早起きして、みんなの分の朝ごはんを作ってくれていた。他にも沢山エピソードがあるのに、なぜかその時のことを今でもタマに思い出すw。
近況や思い出話を30分くらいして、最後電話を切る時に「寂しさを紛らわせてくれてありがとう。」と言われた。・・・また、たまに電話しよw。
最近は人との連絡手段はほぼLINEになっていたけど、今年は誰かに手紙を書いたり、特に用事がなくてもタマに誰かに電話もしてみようかな。