地中海クルージング
北キプロスに来て迎える２回目の朝。本日も快晴なり。
朝は昨日の夜にギルネの町で買ったパンを頂きました。
パンには胡麻がまぶしてあって、中にチーズが入ってかなり
食べ応えがありました。
今日は昨日Kさん夫婦が予約してくれた地中海クルージングを
楽しむため、まずはギルネの街までバスで移動。
そういえばクルージングを予約した時に面白かったことが。
予約場には男女各一人づつイギリス人がいたんだけど、
男の人(ジローラモ似だったので以下ジローラモ)に値段を聞いたところ、
「40ユーロだぜ！」と言っていたが、
女に人に聞いたら「60ユーロよ、文句ある？」と言われ、
Kさんが「ジローラモは40ユーロって言ってたよ。」と言ったら、
女は渋々「じゃぁ40ユーロでいいわよ、コンチクショー」
てな感じで40ユーロで乗船できることになりました！
ここでもKさんの交渉術が発揮されお得な気分を味わいました☆
「女の人にあとでしごかれてるかもねー。」なんて話してたら、
その後街をぶらぶらしてた時に、荷物を運んでいるジローラモにばったり遭遇。
「おい、俺のおかげで安くなったんだから、荷物運ぶの手伝えっ！」
ってことで酒瓶運びを少しお手伝い
いやはやなんとも、こんな感じでストレートにモノゴトを言うお国柄って素敵。
ちょっと話がずれましたが、ギルネについてクルージングの出発まで
少し時間があったのでぶらぶら散歩することに。
公園でコドモがブランコしてたので、「かわいいなー」なんて見てたら
6歳くらいのコドモがツカツカと寄ってきて、
胸の前で手を合わせて「押忍っ！！」と言われキョトン
なんでも柔道着来たキャラクターが「押忍っ！！」っていう
CMをやってるのだとか。
なるほど、こうやってイメージって作られていくのかー。妙に関心。
折角なので「押忍っ！！」とお返ししてあげたら、
少年は満足そうにブランコの方へ去って行きました。
なんてかわいい子供たち・・・。
これは北キプロス人の子供を産むしかないな！・・・無理だけど。
出発時間になりいざ地中海へ発進！！
海からみる北キプロスの景色はまた別モノに見えて絵葉書の世界にいるよう。
甲板で太陽の日差しを浴びながら、風を感じる自分にほろ酔い気分。
あーパラダイス☆
２時間ほど航海したあとランチタイム！
サラダや魚など、船の上で食べる料理はまた格別でした。
ただ、ランチ中に陽気な外国マダムに何か話しかけられたが、
聞き取れず話せずで、なんだが悪いことをしました。反省、無念。
ご飯を食べてまったりしてると「パシャンっ」と何かが海に落ちる音が！
なんだ！と思ってると落ちたのではなく、客が海に飛び込んだのです！
「Hey、坊主、泳ぎなよ、Come on！」なんて、船員に言われたけど
気温がとても低くて泳ぐには寒いっ！と思ってた矢先の出来事なのでびっくり。
確かにこっちの人って、僕らが長袖で更にタオルにくるまってるというのに
半袖で平気そうな人が多い。時には裸の人も。基礎体温が違うのかしら。
しばし元気に泳ぐ青年について船上でご歓談。
しばらくうとうとしてると、地元人らしき男５人組に、
「Hey、坊主、Youは寒いのか？」と聞かれたので
「Yes」と返答。
「お前は日本人か？」と聞かれ、
「Yes」と答えると
「おー日本人は好きだぜ」と、またありがたいお言葉を頂きました。
（本当こっちの人って日本に対して好印象を抱いているようです。
こういったイメージを崩さないためにも、節度ある行動を心がけたいですね。）
「トルコ語は話せるか？」と聞かれたので、
「No。But 英語なら少し話せるぜ」と答えてみたが、
(本当は全く英語話せないけど、ちょっと挑戦しようと言ってみた。)
「そうか。」で会話が終わってしまった。
んー、折角話かけてくれたし何か話そうと思ったけど、全く言葉が出てこず。
「Where are you from？」とか中一英語のLesson1レベルの英語でも
言えば良かったのに、初対面の外国人相手に少し萎縮してしましました。
今回の旅でこういった場面が多々あり、毎回反省だったが、
なかなかうまく接することができず、この旅で一番悔やんだことでした。
夕刻になり、地中海クルージングという夢のようなひとときは幕を閉じました。
夕刻→晩御飯
船を下りて、街を散策。
カジノを見学して、カフェでトルコ紅茶を頂いたあとお土産を買いました。
トルコ織りのクッションカバーやコースターなど、かわいらしいものが
たくさんあったけど、一番惹かれたのはカップ＆ソーサーのセット。
小ぶりで文様もとてもかわいらしいものが多く、
値段も6トルコリラほどでお手ごろ。
これは母上へのお土産にしようと、６組１セットの品をゲット！
良い土産を買えて満足×２と思っていると、
今日の晩御飯は、なんとNさんが作ってくれるというではありませんか！
これはおなかも満足しそうな予感です。
日本を発って４日目だというのに少し日本食が恋しくなってたのであります。
そんな折に、このご提案。なんと話が分かるお人でしょう。
出てきた料理は「カレーライス」
とてもおいしかったので、遠慮などおかまい無しで、
おかわりしてしましました
さぞ、「この子達は本当に遠慮知らずね。」と思ったことでしょう。
すみません。
でも、Nさん、ほんまにうまかったよー！！ありがとう！
(中でも北キプロスのじゃがいもは日本より甘みがあって美味しいです。)
お腹も満たされ、夕食後は日本の友達に手紙を書きながら
会話を楽しみました。
こんな日々が続いていいのかしら、と思うほど今日も一日大満足！
いよいよ明日は北キプロス滞在最終日。目一杯満喫しよう～！
↓このバスに乗ってギルネからK＆N邸に帰りました。
